変形性関節症「膝の水を抜くと癖になる」って本当なの? 中川区 はやかわ接骨院
2021/05/12
変形性関節症「膝の水を抜くと癖になる」って本当なの? 中川区 はやかわ接骨院
立ち上がりなど日常生活でも困る膝の痛み。関節に溜まる水を抜く処置を繰り返している。これって癖になっているの?
結論から言えば、本来はそんな事ありません!
膝に溜まる水は「関節水腫」といって、関節を包む組織の内側「滑膜」の炎症などが原因で生じています。
本来関節の中には潤滑を行う「滑液」が存在し、常に生産と吸収のバランスが取られ必要な量に保たれています。
それが「滑膜炎」などによってバランスが崩れると、水分が増した滑液が関節の中に溜まってしまいます。
関節内の水腫の量が増えてしまうと、関節包がパンパンになり痛みも増すため、水を抜く処置は全くもって間違いではありません。
はやかわ接骨院でも、痛みや腫れが強く半月板損傷などの可能性があり、処置が患者様に有益な場合おすすめしています。
ですが、なぜ「癖になる」と間違った考えが広まってしまったのでしょうか。
患者様に話を伺うと、処置を受けたあと固定や日常生活の注意などが無かったという方が大半でした。
水を抜き消炎鎮痛剤を入れても、すぐに状態が改善するわけではありません。しばらくは無理せず回復をすすめる必要があります。
おそらくそういった説明がなく、処置を受け楽になり、嬉しくて頑張ってしまったんでしょう。炎症を抑えられず、またすぐに水がたまる。その繰り返しから「水を抜くと癖になる」と言われたのかもしれません。
実際のところは、相撲界の誤った言い伝えが広まった可能性が高そうです。
はやかわ接骨院では、関節水腫につながる膝痛、変形性関節症に対し、症状初期ではトレーニングを取り入れ痛みと変形の進行を防ぐ処置を行います。
症状が進んでいる場合、まずは痛みからの回復、徐々に関節を支えるための筋力向上へと向けていきます。
膝の痛みは、ご年齢や日常生活の負荷により人それぞれではありますが、良い状態に向かう方策は必ずあります。
膝の痛みにお悩みの方、ぜひ中川区のはやかわ接骨院にご相談ください。
頑張って克服していきましょう!
名古屋市中川区東中島町5-139
はやかわ接骨院
電話(052)369-1850
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